次世代のコンクリート補強筋 TAFロッド

鉄に替わり「錆びない」「軽い」「強い」次世代のコンクリート補強筋TAFロッド

TAFロッドの特性

極低温環境での耐久性

鉄は-20度以下で脆性破壊しますが、標準のTAFロッドは-80度の極低温環境下でも耐力維持します!又、新製品の耐極低温用TAFロッド『TFLt』シリーズは-160度まで耐力維持が可能です!
脆性破壊とは、破壊に至るまでにほとんど変形を伴わずに突然割れてしまうイメージです。亀裂は高速に伝搬し、破面は平滑なのが特徴です。ガラスや陶器などの脆性材料はもちろん、通常は延性破壊を起こす金属材料でも極低温の環境では脆性破壊を起こします。
粘り強い材料が氷点下のある温度以下で急激に脆くなることを低温脆性といい、このような現象が鋼で起こることがよく知られています。又、この急に脆くなる温度を遷移温度と呼びます。遷移温度以下では衝撃的な力が加わると壊れやすくなりますが、この温度は、鋼の種類(作り方や成分)によって変わるため、寒冷地や低温・極低温の条件で使われる材料ではこの低温脆性が発生しにくい、耐脆性用の材料が使われます。
この低温による脆性破壊が原因となって起こった事故として有名な話が、第二次世界大戦の最中、アメリカ合衆国で大量に建造された規格型輸送船”リバティー船”の事故です。当時建造された約4700隻のうち、何らかの形で破壊したのが全体の4分の1にあたる約1200隻。そのうちの230隻は、沈没または使用不能の状態に陥り、中には船体の前後が真っ二つ割れてしまった船も発生したという話です。事故で共通していたのは北洋で、寒冷期の低環境地帯で発生していたことでした。当時は【鉄の脆性破壊】が存在するという研究がされていなかった為、この様な大事故が発生しましたが、この一件で溶接技術の向上につながったと言われております。
一般的な自然界での極低温環境下でこの状態では、LNG(液化天然ガス)の様な超極低温環境下で、鉄では全く太刀打ちできません。

液化天然ガスLNGの温度は-162度程ですが、それを管理する為の保管タンクは断熱材と、とてつもなく分厚いコンクリートで覆われています。
この様な極低温環境下では意味を成さず、耐久維持するには必然的にコンクリートと断熱材の量を増やし、分厚くしなければならない為、場所と保管量に大きな無駄が発生致します。見た目は大きいものの、容積に大きなロスが発生します。
TAFロッドは標準タイプでも-80度までの破壊される事が無く、耐力維持を致します。また新製品シリーズ『TFLt』に関しましては、-160度環境下でも耐力維持する為、液化天然ガスLNGタンク等の極低温環境下では最適です。鉄筋の様に、脆性破壊しない為、その分断熱材やコンクリートと共に削減を可能とし、同一のタンクとしても保管量が大幅に向上し、効率が良くなります。
更に、TAFロッドは一切錆びない為、温度膨張によりコンクリートに亀裂が発生し雨水が侵入しても問題が無く、構造物自体の強度、長寿命に大きく貢献します。
LNG以外の一般的な極低温環境下でも同様ですが、現在まで不可能と言われていた、北極・南極圏でのコンクリート構造物の建設も、TAFロッドを使用する事により可能になり、様々な可能性が生まれます!

極低温環境での耐久性

標準モデルのTAFロッドは‐80度、耐極低温モデルは‐160度までの極低温環境下でも耐久性が維持されます。極低温環境下には、一般的な極寒地帯での構造物(建造物・大橋・沿岸部構造物)、LNG天然液体ガスなど超極低温を扱う施設、超電導利用施設などの構造物の補強筋にご利用頂けます。 極低温環境での耐久性


-150℃環境下での引張試験を実施
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